About

「カミノタネ」

紙の種/神の種

"種をまきつづけ、蒔かれた種が実っていくように、祈りとともにつくりつづけてゆく。”

「朝のうちに種をまけ、夕まで手を休めてはならない。実るのは、これであるか、あれであるか、あるいは二つともに良いのであるか、あなたは知らないからである。」伝道の書 11章6節

高知へ来てから、紙をつくることを少しずつ学ばせてもらってきました。
来た当時は想像もしていなかったことが起きたりもしながら、いまがあります。
この場所に来てから、そしてそれ以前から、私はたくさんの人から種を蒔いてもらってきていて、芽吹き育っている種がある。そのおかげでいま生かされている、そんな感覚です。

良い種を蒔いてもらい、育ててもらったように、
私も紙や自分の与えられた生を通して、未来に向け、種を蒔いてゆけたらと願っています。

わからないことはたくさんあり、全部を知っているのは神様だけ。
どの種が芽吹き、育ってゆくかはわからないけれど、蒔かれた良い種は、神様が育ててくれると信じて、未来にむけて種を蒔き続けていくことは自分にもできると思います。

祈り続けてゆくこと、行なっていくことで変わっていく希望を抱いています。

そんな願いを込めて、「カミノタネ」としました。
よろしくお願いいたします。

カミノタネ 内田海宇

和紙のイラスト

Profile

内田海宇

1999生まれ 千葉県出身
お茶の水女子大学文教育学部卒

愛知の農園への滞在をきっかけに、農的暮らしと循環するものづくりに興味が湧く。
自然、暮らし、ものづくりの交点を探す中で和紙に惹かれ、産地を探す中で土佐和紙の高知県にたどり着く。

2021年より高知県に移住。手漉和紙づくりや、漉いた紙での創作を行う。

内田海宇

Base

制作風景

こうぞのむしはぎ

こうぞのむしはぎ

土佐楮黒皮

土佐楮黒皮

へぐり

へぐり

紙漉き

紙漉き