「カミノタネ」
紙の種/神の種
"種をまきつづけ、蒔かれた種が実っていくように、祈りとともにつくりつづけてゆく。”
「朝のうちに種をまけ、夕まで手を休めてはならない。実るのは、これであるか、あれであるか、あるいは二つともに良いのであるか、あなたは知らないからである。」伝道の書 11章6節
高知へ来てから、紙をつくることを少しずつ学ばせてもらってきました。
来た当時は想像もしていなかったことが起きたりもしながら、いまがあります。
この場所に来てから、そしてそれ以前から、私はたくさんの人から種を蒔いてもらってきていて、芽吹き育っている種がある。そのおかげでいま生かされている、そんな感覚です。
良い種を蒔いてもらい、育ててもらったように、
私も紙や自分の与えられた生を通して、未来に向け、種を蒔いてゆけたらと願っています。
わからないことはたくさんあり、全部を知っているのは神様だけ。
どの種が芽吹き、育ってゆくかはわからないけれど、蒔かれた良い種は、神様が育ててくれると信じて、未来にむけて種を蒔き続けていくことは自分にもできると思います。
祈り続けてゆくこと、行なっていくことで変わっていく希望を抱いています。
そんな願いを込めて、「カミノタネ」としました。
よろしくお願いいたします。
カミノタネ 内田海宇